店内イートイン再開と価格改定のお知らせ
いつも応援、気にかけてくださりありがとうございます。
2021年12月4日(土)より、実店舗(茨城県水戸市南町3-3-37) YOCICOTAN Cafe 水戸南町なか店では、店内イートインを少しずつ再開させて頂いております。
それに伴いまして、店内イートインメニューも新しくなり、従来のセットメニューだけでなくアップルパイやドリンクの単品ご注文も頂けるようにいたしました。
お店はバス停が近いこともあり、少しの待ち時間も店内で温まりながら過ごしていただけたらなぁとか。焼きたてアップルパイのテイクアウトお渡しに30分かかる際にも、本を読みながら店内で休憩しながらお待ちいただきたい思いもあります。
店内はできるだけ居心地の良いように、パーソナルスペースを充分にとった少人数で、お一人様でも気兼ねなくホッとできる空間づくりを目指しました。アップルパイが焼き上がるいい香りや、穏やかに流れる音楽とともに、温かみのある灯りに包まれて。時に店主よしこたんとの会話を楽しんだり。
地元での生活にほんの少し、安らぎや彩りとなる場所になれたら・・・
遠くから特別な時間を楽しみにいらしたのなら、立ち寄って良かったと思い出のひとつの場所になれたら・・・
そんなシーンを妄想し、今回できました店内イートインメニューがこちらです。
縁ある方が、笑顔になれるきっかけの場所でありたいと願って、今までお店を続けてきましたが、ここからは少しリアルな「お店を続けるために必要なこと」のお話をさせていただきます。
近年、地球温暖化による気候変動の影響がアップルパイの主原料である「りんご」にも出始めています。多量すぎる降雨による水害、暴風被害はもとより、害虫の異常繁殖による収穫量の減少。また、海外での日本産りんごの需要価値が高まっていることもあり、青森県産りんごの国内での流通量が減少。気候と流通の変化により、国産りんごの価格が高騰しています。
YOCICOTAN Cafeでは、これまではりんご収穫量の多い12月から1月にかけて約2tのりんごを仕入れて、集中的に加工をし、年間通してアップルパイをご提供できるよう努めて参りました。が、近年りんごの不作が続いたことが大きなきっかけで、年間を通してりんご価格の上昇が続き、今までのような良品の大量仕入れができず、原価率の限界点を迎えていました。それは薄利多売への道を選ばざるを得ず、メディア露出を増やしていった結果、店主よしこたんの怪我や体調不良を招いたものと反省しております。
コロナ禍にあり、店舗営業もままらなない状況も突然起きます。製造で人手が必要なときに集まらなかったり、一時的な行列や品切れが続けば常連のお客様の足が遠のくことも・・・
どんな状態で営業できることが幸せのカタチなのか、今もまだずっと考え試している段階ですが、今回の店内イートイン再開をひとつのきっかけに、まずは商品価格の改定をご了承いただければと思います。
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【価格改定のメニュー】
アップルパイ(テイクアウト)単品各種
改定前 540円(8%税込)→ 改定後 580円(8%税込)
【価格改定の理由】
・気候変動による不作や国内流通量の減少によるりんごの価格の高騰
【価格改定の時期】
2021年12月11日(土)店頭販売お会計時より
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りんごの仕入れ価格が上がるのは、おそらく今後も変わらず地球環境の変化が続く限り避けられないはずです。「よしこたんのアップルパイ」としてスタンダードな品種であるサンふじは、成長・収穫期がもっとも気候変動の影響を受けやすいため、今後日本における栽培自体少なくなるのでは・・・と危惧しております。
「よしこたんのアップルパイ」として作り始めて10年になりましたが、ようやく認知頂け始めたかな、という段階で迎えたこのりんご危機。コロナ禍と共に乗り越えたい今を、どうぞお支えいただけたら幸いです。
/YOCICOTAN Cafe
よしこたん&マーサ